こんにちは。
私たち夫婦は、築40年超え旧耐震の中古マンションを2部屋所有しています。
1つ目は結婚する前に、夫が購入した約44㎡の2DK。
2つ目は結婚してから、ほぼ衝動買いのように私(妻)名義で購入した約70㎡の3LDK。
(こちらは購入後にフルリフォームをして2LDKとして現在使っています。)
この記事では、
- なぜ築古中古マンションを購入したのか?
- 築古中古マンションの住み心地はどうか?
を書いてみたいと思います!
なぜ旧耐震の中古マンションを購入したのか?
最初にお伝えしたいのは、もちろんお金が無限にあれば
私たちも新耐震基準の物件を選んでいました。
でもそれは、世の中から”お金”や”コストパフォーマンス”という概念がなくなって
単純にモノの良し悪しだけで考えた場合の話。
つまり言い換えれば
私たちが旧耐震の中古マンションを購入した大きな理由は
「コストパフォーマンスが良かったから」です。
どういうことか、詳しく説明しますね。
価格が安いため下落が少なく、売却時に得をする可能性が高い
なんといっても「価格が安い」 ことは最大のメリットです。
最初に購入した約44㎡(2DK)の物件は
購入時の価格は約500万円程度でした。
今の時代、そこまでの安値物件は滅多に見かけませんが
不動産屋さんに直接聞くと、たまにお宝物件に出会うことができます。
この価格帯だとローンを組むのは厳しいですが
現金で購入する余裕があれば、金利分を支払う必要がなく諸経費も安く抑えられます。
不動産を”資産”として考えると、相場より安く仕入れることはとても重要です。
特に築年数がある程度を超えてくると
すでに不動産としての底値になっており、価格下落が起こりにくいです。
つまり売却時には、購入時とほぼ同様の金額、あるいは
立地によっては購入時より高値で売れる可能性が高いということです。
言い換えれば、住んでいた分の住居費が実質無料、もしくは売却益を期待できるので
売却時に得をする可能性が高いのです。
もちろんコストパフォーマンスだけを見た場合ですが
不動産は資産なので重視したほうが良い観点ですね!
その逆の例えでいうと、新築マンションが挙げられます。
新築マンションは販売価格に業者利益(販売広告、モデルルーム代等)が上乗せされているため、1~2年後に売却した場合でも15~20%程度は値下がりするといわれています。
立地が良い物件が多く、生活利便性が高い
シンプルですが
先に建てたほうが、駅近で好立地の場所に建てることができます。
分譲マンションが最初に建てられたのは1950年代であり
当時は、マンションを建てるための土地が至る所にありました。
今とは違い、駅周辺の好立地な土地に
分譲マンションを多く建てることができた時代です。
そのため、築古の物件は立地条件が良く、生活利便性が高いことも多いのです。
築古中古マンションの住み心地は?
住み心地は、正直とても良いです。
何が良いかというと、大きく3つの要素があると思っています。
- 部屋の間取りが四角形で使いやすい
- 落ち着いた環境で暮らせ、スーパーやコンビニの買い物に困らない
- リフォームで好みの部屋に仕上げられる
部屋の間取りが四角形で使いやすい
我が家は団地タイプの間取りですが
古い団地タイプの間取りは、部屋の隅に柱が出ておらず
綺麗な四角形をしていることが多いのです。
逆に、築30年くらいまでのマンションだと
部屋の隅に凹っと柱が入ってしまっていて家具配置に困ることがあります。
(私は不動産業界で働いたことがありますが、柱を外に出す”アウトポール設計”を採用しているマンションもたまにあります。)
綺麗な四角形をしていると、家具配置に困らないだけでなく
デッドスペースがなくなるため、部屋をスッキリ見せることができるので大変おすすめです!
落ち着いた環境で暮らせ、スーパーやコンビニの買い物に困らない
これは、団地タイプの築古マンションにはあるあるだと思います。
元から多くの人が住む前提で開発をしているので
スーパーやコンビニが近くにあることが多いです。
近くにない場合でも
敷地内に小さなパン屋があったり、移動販売のワゴン車が野菜を売りに来ることもあります。
築古だとご高齢の方が長く住んでいることも多いので
そういった仕組みがあるのかもしれませんね。
そのほか、大きくはないけれど使いやすい公園が点在することもあるので
小さな子供のいる家庭にもとても過ごしやすいかと思います。
リフォームで好みの部屋に仕上げられる
これは購入した場合に限りますが
キッチン・お風呂・トイレなどの水回りのリフォーム、
床の張替えや扉の付け替えなど、部屋の雰囲気を左右するリフォーム、
すべて自由に行えます。
(玄関扉や窓は正式には共用部扱いなので、勝手にリフォームしてはいけません)
築40~50年超のマンションでは
設備類は多くが劣化しているため、思い切ってリフォームをすれば
自分好みの色合い、新しい設備で快適に暮らすことができます。
ちなみに、「リフォーム費用って結構高いのでは?」と思う方のために
我が家のリフォーム費用を載せておきますね。
実際には、多くのリフォーム会社に相見積もりをとり
予算に合わせて値引き交渉を行って定めていきます。
★我が家の水回りリフォーム費用(作業代込み)
キッチン交換: 約100万円
お風呂交換: 約90万円
トイレ本体交換: 約20万円
元の配管の状態や商品種類によって、幅広く変わってきます。
我が家は全て標準の範囲内(高価なものは使わず)でおさめています。